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「2022年第34回介護福祉士試験を合格する」難易度は?勉強方法は?勉強時間は?

こんにちは、ごろにぃです。

私は、新卒からこれまで約15年の間に「介護現場」→「現場管理職」→「転職コンサル」と経験を重ね、現在は介護コンサル会社に所属しながら、介護士として現場のお手伝いもさせていただいています。

このブログでは、そんな私自身の経験や考えについて、個人的な見解として発信させていただいています。

ちなみにそんな元転職コンサルでもある私、ごろにぃがオススメしている転職サイトが、介護の求人情報30,000件。カイゴジョブです。

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それでは早速本題です。

  • 少しでも待遇をアップしたい
  • 少しでもキャリアアップしたい
  • 少しでもスキルをを身に付けた

そうした介護士の皆さんが真っ先に考え事の一つが「介護福祉士の取得」です。

でも介護福祉士と言えば、立派な国家資格。

  • 何から勉強すれば良いんだろうか?
  • そもそも今からで間に合うんだろうか?

このように不安や疑問を持たれる方も少なくないと思います。

今回はそんな介護福祉士の「受験申し込み~合格まで」についてをMARUHADAKAにしていきたいと思います。

第33回介護福祉士試験の受験申し込みについて

■試験日
①筆記試験:令和4年1月30日(日曜日)
②実技試験:令和4年3月6日(日曜日)

■申し込み期間
①令和3年8月18日(水曜日)から9月17日(金曜日)まで(消印有効)

受験申し込み手続きはこちら

 

「介護福祉士取得」までの流れ

まず介護福祉士を取得するには、大きくは4つのルートが存在します。

  1. 養成施設ルート
  2. 実務経験ルート
  3. 福祉系高校ルート
  4. EPAルート

(出典)社会福祉振興・試験センターhttp://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.html

この記事をお読みいただいたいている方の多くは、筆記試験の受験を検討されているかと思いますので、「②実務経験ルート」を想定いただければ良いのではないでしょうか。。

■介護福祉士合格プロセス

「実務経験3年」×「実務者研修の終了」

これが基本的な介護福祉士取得のルートとなります。

ちなみに「まだ実務者研修を終えていない」という方については、実務者研修の受講検討が先に必要です。
実務者研修の講座検討には、ケア資格ナビで一括の資料請求が便利ですのでよろしければご活用ください。

 

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介護福祉士試験の合格難易度は高くない

介護福祉士の試験は、毎年1年に1回、1月末の日曜日に開催されます。

介護福祉士試験概要
http://www.sssc.or.jp/kaigo/gaiyou.html

年に1度と聞くと「失敗できない」「難易度が高い」とイメージする方も多いかも知れませんが、実際はそうとも言い切れません。

「介護福祉士の合格難易度」の参考として、過去の合格率をご覧いただければ参考になるかと思います。

実施時期 合格率 受験者数 合格者数
第33回令和2年度 (2021年1月31日) 71.0% 84,483人 59,975人
第32回 令和元年 (2020年1月26日) 69.9% 84,032人 58,745人
第31回 平成30年度 (2019年1月27日) 73.7% 94,610人 69,736人
第30回 平成29年度 (2018年1月28日) 70.8% 92,654人 65,574人
第29回 平成28年度 (2017年1月29日) 72.1% 76,323人 55,031人
第28回 平成27年度 (2016年1月24日) 57.9% 152,573人 88,300人
第27回 平成26年度 (2015年1月25日) 61.0% 153,808人 99,689人
第26回 平成25年度 (2014年1月26日) 64.6% 154,390人 93,760人

この通り、介護福祉士試験については、毎年60%~70%程度の合格率を維持していることがわかります。
もちろん合格率というのは参考指標に過ぎませんが、同じ国家資格と比較しても比較的高い合格率だと言えます。

私がSNS上でアンケート収集した「介護福祉士試験に合格するまでの受験回数」の結果を見ても、実に86.5%もの介護士さんが、1度目の試験で介護福祉士に合格している事が確認できました。

 

【介護福祉士の皆さんへのアンケート】
Q皆さんは介護福祉士を取得されるに当たり、何度目の試験で合格されましたか?

  1. 1回目・・・86.5%
  2. 2回目・・・8.3%
  3. 3回目・・・1.4%
  4. 4回以上・・・3.7%        (有効回答数:349名)

これらの結果を相対的に踏まえると、

「介護福祉士は国家資格であるものの、難易度が高いとは言えない」

と言う事です。

 

介護福祉士試験合格までに必要な学習期間・学習時間

「国家資格と言えども、決して難易度が高いとは言えない」という介護福祉士。
ただ、だからと言って何も学習せずに、挑んで合格を勝ち取れる程、簡単なものではありません。

試験勉強は、試験の3ヵ月前スタートで充分間に合う

実際、介護福祉士に合格した介護士の皆さんが、試験のどれくらい前から試験勉強をスタートしたのかについても、アンケートをSNSでアンケートを取りました。

 

【介護福祉士の皆さんへのアンケート】
Q皆さんは介護福祉士を取得されるに当たり、試験勉強は試験のどれくらい前から始められましたか?

  1. 1ヵ月前・・・25.9%
  2. 3ヵ月前・・・28.9%
  3. 6ヵ月前・・・24.1%
  4. 1年以上前・・・21.1%        (有効回答数:266名)

こちらの結果を見てもらうと分かる通り、試験勉強に費やした期間は実に様々だと言うことができます。

上記①②を合算した50%以上もの方が、学習時間3ヵ月以内の学習期間で合格にこぎつける事ができています。

 

1日当たりの勉強時間は「1時間」で充分に足りる

現況期間と同様に、勉強時間についてもアンケートを実施をしてみました。

 

【介護福祉士の皆さんへのアンケート】
Q皆さんは介護福祉士を取得されるに当たり、試験勉強は1日平均どれくらいしておられましたか?

  1. 30分以下・・・38.5%
  2. 1時間・・・32.4%
  3. 2時間・・・16.6%
  4. 3時間以上・・・12.6%        (有効回答数:247名)

こちらを御覧いただいても分かると通り、合格している皆さんが1日当たりそこまで多くの時間を費やしているわけではありません。

もちろん「仕事をしながら」「家庭を持ち、家事・子育てをしながら」1日に自分の時間を作るのが難しいという方もたくさんいらっしゃると思います。

それでも実際①と②を足した70%もの方が、1日の学習時間は1時間未満で合格にこぎつける事ができているという結果は勇気を与えてくれます。

 

■介護福祉士合格までの学習期間・学習時間

①学習期間は、試験の3ヵ月前で間に合う

②1日当たりの学習時間は、1時間で充分に足りる

ただしあくまでも、「学習期間」や「学習時間」については、中身を伴わせた上でのものであり、個人差もあるものです。あくまでも参考指標として捉えていただけると幸いです。

 

介護福祉士試験合格までの学習ポイント

また仮に「試験の難易度が高くなくとも」「3ヵ月前から1日1時間の学習をしたとしても」ポイントを抑えた学習ができていなければ、合格率を上げる事はできません。

その為にも、まず合格基準をしっかり理解し、勉強する上でのポイントを理解しておくことも非常に大事になります。

■介護福祉士試験の合格基準

①1問1点の125点満点の試験において問題の総得点の60%を基準(75点)として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者

②上記①を満たした者のうち、試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者

「狭く深く」ではなく「広く浅く」学ぶ事が効率良い合格のポイントとなります。

具体的には、テキストを一から十まで読んで完全な理解をせずとも「問題集」や「過去問」を何度も問いて、ポイントを学んでは復習する事で充分合格する事ができます。

実際に合格した介護福祉士の方からもこうした声が上がっています。

・「習うより慣れろ」で過去問ばかり問いていれば充分合格できます

・毎日1科目ずつ過去問を問くだけで合格できました

テキストは買わず、問題集のみで合格できました

問題を解き続けることで、広く浅くという合格ラインは充分にクリアできるという事です。

 

(参考)おすすめのテキスト・問題集

上でも書いた通り、基本的には介護福祉士の試験勉強のポイントは、テキストよりも「過去問」や「問題集」です。

そんな問題集や過去問で言えば、やはり「中央法規」がダントツの一番人気です。

中央法規の問題集や過去問のポイントは
・解説の精度が高い
・解説が丁寧でわかりやすい

逆に言うと、通信教育等の高額のテキストを買わずとも中央法規の「問題集」と「過去問」で充分に合格できます。

介護福祉士国家試験模擬問題集2022 (中央法規)

介護福祉士国家試験過去問解説集2022: 第31回-第33回全問完全解説  (中央法規)

最後に、介護福祉士合格に向けて

最後までお読みいただきありがとうございます。

記事内でも書いた通り、介護福祉士の難易度はそこまで高いものではありません。
だからこそ、極端に身構えたり、過度に学習期間や学習時間を費やさずして充分に合格できます。
だからこそ、コツコツとポイントを踏まえて学習する事が合格の近道です。

今後の介護業界を考えた際に、今後の介護福祉士の価値向上は間違いないものだと言えます。
「介護福祉士を取得しておけば良かった」ということにならない為にも、やはりチャンスのある方は介護福祉士にチャレンジする事をオススメしたいと思います。

ご縁があり、この記事をご覧頂いたみなさんが介護福祉士に無事合格される事を心より祈願いたします。

 

(番外編)元転職コンサルがオススメする介護業界の転職エージェント

最後に、「介護福祉士取得の暁には転職を!」という方に向けて向けて私のオススメの転職支援会社をご紹介させていただきます。
当然どの転職サイトも無料ですので、よろしければご活用ください。

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