こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
介護業界にお勤めの多くの方は一度は転職した事があると思います。
そして多くの介護士が「入社してみて思っていたところと違った」という経験を繰り返し、転職活動に疲弊をしています。
裏を返せば、今の介護業界でいわゆる当たりの介護事業所に出会う事は難しいということです。
最近ではそうした背景もあり、転職コンサルの経験のある私に「介護業界での転職のポイントを教えてほしい」や「介護業界でのオススメ転職サイトを教えてほしい」等と、お問い合わせをいただきます。
更に言えば、既に世の中には、多くの転職サイトの情報が飛び交っていますが、残念ながらその多くが実態と異なるものになりつつあります。
今回はそんな現状に対して、元転職コンサルとして転職のサイトのリアルな実態についてまとめますので、ぜひお読みください。
介護転職市場での情報収集方法
まず、介護業界で転職を考える際に一番大事なこと、それは「どのようにして情報収集を行うか」という事になります。
そもそも良い介護事業所に出会うことができなければ、良い転職には成り得ません。
そうした意味で情報の収集手段というのは非常に大事なポイントとなります。
①総合求人サイト(求人紙)を利用する
こちらは、業界問わず一般的に行われる昔からの一般的な情報収集方法となります。
業種を問わず世の中の求人世の中に求人を網羅的に扱う媒体です。
公的機関である「ハローワーク」や媒体紙であれば「タウンワーク」等が最もポピュラーですね。
以前なら転職と言えば、まずは「ハローワークに!」という方も多かったですが、他の介護に特化した求人サイトや紹介会社の台頭によって、利用者数は減少傾向にあります。
実際、今となっては介護系の求人数や求人の詳細情報については、介護特化の求人サイトや紹介会社の方が充実していま。
「どうしても公的機関であるハローワークを使いたい」というこだわりでも無ければ、介護特化の求人サイトや紹介会社も合わせて検討する事で、情報の幅が広がるのは間違いありません。
②介護特化型の求人サイトを利用する
最近、介護業界での転職市場での活躍が著しいのが、求人サイトの中でも「介護業界に特化した求人サイト」です。
介護の求人のみ特化していますので、求人を探す上でも「夜勤求人を探す」「相談員求人を探す」等、介護業界で働く人が求人を見つけやすい検索軸を設けてくれています。
そして何より、介護業界に特化している分、介護業界の求人数や詳細情報が充実している点がうれしいですね。
ちなみに介護業界の求人サイトの2大巨塔と言えば、「介護求人ナビ」と「カイゴジョブ」です。
両サイトともに介護業界の求人サイトとしては、最大級の求人数を誇っていますので、今すぐの転職をするしないに関わらず、情報収集手段として検討しておく余地は十分にあります。
「介護求人ナビ」「カイゴジョブ」の公式サイトはこちら
(公式)まとめて応募!【介護求人ナビ】
(公式)介護の転職なら『カイゴジョブ』
①スマホやPCさえあれば、履歴書を書かなくてもまずは、「Web」や「電話」から直接介護事業所の応募可能
②「一括応募」機能があるので、複数の介護事業を見比べたい方にもオススメ
③紹介会社や派遣会社に登録する
また、最近介護業界特化のした求人サイトと同様に、介護業界で利用する人が増えているのが、「介護業界に特化して紹介会社」や「派遣会社」です。
一見、転職活動に「紹介会社」や「派遣会社」を利用するとなると、敷居の高さを感じる方もいらっしゃいますが、実際そんな事はありません。
当然ながら利用料は無料ですし、最初に希望を伝えさえしておけば条件に合う求人を紹介してくれます。
もちろん効率的に転職情報を収集しておく為に、登録をしておくというのもありです。
■紹介会社利用のメリット
1.効率の良い情報収集が可能
2.カウンセリング等でキャリア相談や退職相談まで可能
3.内定先に給与交渉がしてもらえる
4.内部情報が事前に得られ、入社後のギャップが少ない
5.履歴書添削や面接対策をしてもらえる
それこそ「入社すると事前に聞いた条件と違っていた」「内部情報をできるだけ事前に知りたい」という方が多い介護業界。
紹介会社を通して、しっかりと事前の情報収集を収集しておく事も大事なポイントになります。
紹介会社で言えば、ジョブメドレーやクリックジョブ介護等が有名ですね。
■介護業界でおすすめ紹介会社
①「まずは情報収集!」という方にオススメ
(公式)ジョブメドレー
・求人数は業界ダントツの100,000件以上
・全国の介護事業所を網羅しているので、地方にお住まいの方にも人気
・介護士だけでなく、相談員やケアマネ求人が豊富であるのもポイント
②「とにかく好待遇求人を!」という方にオススメ
(公式)リッチマン介護
・その名の通り、高給与・高待遇求人に強いのがポイント
・入社祝い金で、驚きの最大20万円の支給
・介護施設との交渉力もあり、予想外の給与UPのチャンスも
③「とにかくホワイトな求人を!」という方にオススメ
(公式)ハートフル介護士
・残業が少ない有休が取得できるというホワイト事業所に特化
・職場の内部情報をしっかり把握できている事が強み
・入社後の万が一のトラブルにも相談に乗ってもらえる
紹介会社(転職エージェント)の見極め方
一方で紹介会社に登録したにも関わらず「満足のいく紹介が受けられなかった」という声も一部では聞きます。
そうした意味では、紹介会社であればどこでも万事OKとは言えません。
注意①「厚労省認可」は売りでも何でもない
広告文に「当社は厚生労働省の認可を受けた優良紹介会社です」と謳う紹介会社をよく見かけます。
でも実はこれ、何の売りにもなりません。
なぜなら世の中の紹介会社は、全て厚生労働省の認可を受けているからです。
実際、最低限の資金と必要書類の整備さえ整えれば、「厚労省の認可」を得る事はそれほど難しいものではありません。
「厚生労働省の認可」という理由だけで飛びつくのは早いという事です。
注意②取扱求人に大差は無い
紹介会社によっては、自社独自のレア求人を売りにする紹介会社がありますが、実際のところ取り扱っている求人に大差は無いというのが実情です。
紹介会社と介護施設は成果報酬の契約をしていますので、介護施設は紹介会社に紹介依頼をする場合、複数の紹介会社へ同時に依頼を出します。
そのためある程度の規模の紹介会社同士であれば、自ずと取扱求人は似通ります
注意③違いがでるのは、担当コンサル
「取扱求人に大差が無ければ、結局どこに登録しても一緒なの?」という声が聞こえてきそうです。
もちろんそんな事はありません。
取扱があるというだけで、好意にしている介護施設と紹介会社という関係性はあります。
そして何よりサービスの違いは担当コンサルによります。
同じ紹介会社でも担当コンサルの経験やレベルが違えば、提案してもらえる求人の事前情報量や提案先まで異なります。
その為、複数の紹介会社に登録して会社を見極めるというよりは、複数の紹介会社に登録して、複数のコンサルタントから紹介を受けるというスタンスが大事だと私は考えています。
注意④担当コンサルは「押しのバランス」が大事
たまに紹介会社を利用する過程で、困ったこととして「担当コンサルタントの押しの強さ」が上げられる事があります。
実際、紹介会社や担当コンサルタントによっては「一生懸命さが行き過ぎ、押しの強い担当コンサルタント」がいるのも事実です。
でもその一方でせっかく紹介会社に登録したにも関わらず、希望を聞いてくるばかりでコンサルタント側からの提案が少ない押しの弱いコンサルタントであれば、元も子もありません。
そうした意味では、適度に求職者側をリードしてくれるバランスの良いコンサルタントに出会えるとベストですね。
また登録後の希望ヒアリング(電話・メール)時に、提案のペースや手法についてお伝えしておけば、自分に合ったペースで提案を受ける事が可能です。
紹介会社のおすすめランキング
大事なのは担当コンサルタントだと上でも書きましたが、その上でコンサルタントの程度も含めた、敢えてオススメする紹介会社をランキングにしてみましたので、参考にして下さい。
まずは可能なら複数のコンサルタントと電話で話してみて、良いと思った人に継続的に相談に乗ってもらえば良いと思います。
逆に「ちょっと不安」と思えば、条件だけ伝えて「求人提案はメールでお願いします」とだけ言えば、条件に合う求人がメールで定期的に送られてくるので、良い求人が合った場合のみ相談というスタンスで良いと思います。
総合評価 | |
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掲載求人数 | 100,000件以上 |
取扱エリア | 全国 |
こんな方におすすめ | 「まずは情報収集を!」という方 |
総合評価 | |
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取扱求人数 | 完全非公開 |
取扱エリア | 全国 |
こんな方におすすめ | とにかく高給与、高待遇での転職を実現したい方 |
総合評価 | |
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取扱求人数 | 20,000件以上 その他非公開多数 |
取扱エリア | 全国 |
こんな方におすすめ | 非公開求人、レア求人を紹介してもらいたい方 |