こんにちは「介護コンサルをしながら、現役介護士を両立」がモットーのごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
介護現場で仕事をしていると
・何でこの介護士は、もっとテキパキ動こうとしないんだろう?
・何でこの介護士は、ルールが守れないんだろう?
・何でこの介護士は、嫌がらせや無視をするんだろう?
・何でこの介護士は、こんなに休み、遅刻するんだろう?
・何でこの介護士は、責任転嫁ばかりするんだろう?
・何でこの介護士は、こんなに偉そうなんだろう?
こうした同僚や上司、部下がいませんか?
その結果…
「あー、ムカつく!!!」
となるわけですよね。
こうした「ムカつく介護士」に頭を抱える人たちが、介護業界には溢れかえっているという事実をご存知ですか?
「ムカつく介護士」の職場出現率87%という事実
ムカつく介護士に頭を抱える人の多い介護業界。
その状況について、Twitterでアンケートを取ってみましたので、このアンケート結果を掘り下げていきたいと思います。
「ムカつく介護士」は、介護業界に溢れ返っているという事実
介護現場でお勤めの方にアンケートです。
Q.あなたの職場には、腹の立つ職員はいますか?
具体的な内容については、是非コメントで発散して下さい。
— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) April 21, 2019
このアンケート結果をご覧いただくと、今の介護業界が映し出されます。
なんと
「ムカつく介護士が職場にいる割合が87%」という事実…
介護業界でお勤めの方、合計1,068名のうち、実に929名が「職場にムカつく同僚いる」と答えているわけですので、この数字の大きさと信ぴょう性は十分参考になるかと思います。
「ムカつく介護士」の例
では具体的に「ムカつく介護士」の行動とはどのようなものなのかについても、Twitter上コメントをいただきましたので、一部を簡単にまとめさせてもらいます。
・「同僚や部下をバカにする」ムカつく介護士
・「仕事をせず口ばかり動く」ムカつく介護士
・「遅刻常習犯の」ムカつく介護士
・「自分が一番じゃないとダメな」ムカつく介護士
・「上司の前だけ仕事してるフリする」ムカつく介護士
・「利用者さんに暴言・怠慢行動の」ムカつく介護士
・「前職のプライドを振りかざす」ムカつく介護士
・「業務外の話ばかりする」ムカつく介護士
・「無責任で他人任せばかりの」ムカつく介護士
・「人の話を全く聞かない」ムカつく介護士
・「物覚えが悪すぎる」ムカつく介護士
・「特定の人ばかり攻撃する」ムカつく介護士
・「ロクに挨拶もできない」ムカつく介護士 等々
ここに書ききれない程、多くのムカつく介護士の例をご報告いただきました。
残念ながらこうした介護士が介護現場に溢れているという事です。
「ムカつく介護士」の出現率が高い理由
では、介護業界になぜこれほどまでに「ムカつく介護士」が溢れているかについて考えてみます。
そもそも「社会」とはそういうもの
そもそもの話になってしまいますが「社会とはそういくもの」だと考える事もできます。
これは介護業界に限った話ではありませんが、よく言う通り
「学生時代は自分と思考や価値観の合う人間を選び関わる事がしやすい」
「社会では、思考や価値観の異なる人間を選はずに関わらる必要がある」
という紛れもない事実です。
そうなれば、否が応でも「自分と合わない人」と職場で関わる必要が出てきます。
そして「自分と合わない」の延長として「ムカつく介護士」が生まれてしまいがちです。
「ムカつく介護士が多い」というより「関わる事が多い」
そして「介護業界ならでは」という点で考えると「ムカつく介護士が多い」という点より「人と関わる事が多い」という点も一つ当てはまります。
・シフト変則勤務の介護施設では、一般企業より多くの同僚と関わる必要がある
・介護は常に正解があるわけでなく、介護士間の相談が必要
・1人で完結する業務が少ない
こうした背景により、介護現場では他の職種と比較して、多くの職員との関わりを持つことが求められます。
薄い関わりでは見えてこなかった同僚の嫌な部分が、仕事で深く関わりを持つにつれて見えてくるというのは珍しい事ではありません。
結局は「モラル」や人としての「配慮」も問題
そしてトドメがいつも介護業界で問題になる「採用ハードルの低さ」です。
上でいくつか挙げた例を見てもらってもわかる通り、基本的には「人としてのモラルや配慮に欠ける部分」が「介護士のムカつくという感情」に直結しています。
当たり前にできるはずの事ができていない。
さらに言えば当たり前にやらなければならない事をやろうとしない。
こうした「仕事をする社会人として、取るべき行動が取られていない」というのは、元々の資質による部分が大きく採用段階でのミスであるケースが大半です。
そうした採用ミスを起こしてしまいがちな「採用ハードルの低さ」そのものがこうした問題の引き金となっているケースは少なくありません。
「ムカつく介護士」がいない職場を求めて
これだけ「ムカつく介護士」が当たり前に介護現場に存在するのであれば、もはや「ムカつく介護士がいない職場」に出会う事がどれだけハードルの高いものなのか?と考えさせられます。
わずか13%しかない「ムカつく介護士」がいない職場を探すのは非現実的
まずこれだけの確率で「ムカつく介護士」に出会ってしまう介護現場。
「ムカつく介護士に出会わない職場を探す」というのは困難を極めています。
そして、整理しておく必要があるのは「ムカつく介護士」と呼ばれる介護士が、必ずしも誰からも「ムカつかれる介護士」かと言えばそうとは言い切れません。
モラルを逸脱しているような根本問題のケースは別ですが、あくまでも個人の価値観の不一致でもあるケースもあるという事を認識しておく必要があります。
1人、2人の「ムカつく介護士」は許容するのが現実的
こうした「ムカつく介護士の出現率の高さ」と「価値観の不一致である可能性」を踏まえると、1人や2人の「ムカつく介護士」がいるからと言って、「安に今の職場は悪い職場だ」と決めつけるのは、時期尚早かもしれません。
ここまで何度も書いている通り、自分と合わない介護士というのは当たり前に世の中にいるわけです。
その1人2人に頭を抱え過ぎる事、そして悩む事の方が勿体無いことかもしれません。
もちろん単なる不一致ではなく「明らかな問題行為」「怠慢行為」については、指摘していく必要がありますが…
「ムカつく介護士」が3人を超えれば、転職も検討
ただしこの「ムカつく介護士」も3名程度を超え始めると別職場への転職についても検討をしておく必要があるかも知れません。
「3名以上のムカつく介護士がいる」という事は、その介護現場自体が既にマヒしてしまっている可能性があります。
・明らかに問題のある行動でも指摘をしない職場の雰囲気
・そもそも管理者や上司がそうした問題のある職場を率先して作っている
こうしたリスクが十分に想定されます。
繰り返しになりますが、人と人が蜜に関わる介護現場において「好きなもの同士」「相性の良いもの同士」で仕事をするという事は、非常に難しい事ですし、その不一致を許容しながら、調整していくことも仕事です。
ただしその点を十分に留意し、差し引いた上で「今の職場はあまりにも問題がある」という事であれば、今後について考えておく必要があります。
最後に
こうした人間関係や問題職員の実態については、なかなか外からは見えません。
そうした時には、内部事情にも詳しい転職エージェントを有効活用するのも一つですので、参考までに情報を共有しておきます。
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