転職

【介護士になる動機】34%が「消去法」で介護士に…でもそれも悪くない?

こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。

私は、新卒で介護業界に飛び込み11年間介護現場や管理職を経験してきました。
その後、転職コンサルに5年間従事し、現在は介護コンサルをする傍ら、介護現場で介護士としても現場のお手伝いをさせていただいています。
当ブログではそうした中での経験や思いについて、書き記していきます。

ちなみにそんな元転職コンサルでもある私、ごろにぃがオススメしている転職サイト(エージェント)が、しろくま介護ナビです。

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入り口から少し脱線しましたが、それでは本題。

冒頭から一部の介護士さんには不快な思いをさせるようなタイトルで失礼します。

よく「介護士になった動機は?」という質問に対しての前向きな回答として

  • やりがいがありそうだったから
  • 安定していそうだから
  • お年寄りが好きだから

こうした声を聞く事がよくあります。

でもその一方で「正直、消去法決めました」等というように、一見ネガティブともとれる動機で介護現場に飛び込んできた人も少なくないというのが介護現場の実情。

今回はこうした「介護士になったきっかけ」について、行ったアンケート結果を元に記事を書いてみたいと思います。

 

介護士の34%が消去法で介護士になったという調査結果

まず今回このように「介護士になった理由が消去法の人が多いのでは?」と考えさせられたきっかけ且つアンケートが以下のTweetです。

「介護士への動機」が消去法か否かのアンケート結果

このようにお付き合いのある法人の理事の方に「介護士の8割は他に仕事がない人が消去法で選んでるだけでしょ?」と言われ、少々イラッとした始めたアンケート。

ただし、一方で私自身も自信をもって言えるほど「高い志」をもって介護業界に飛び込んだわけではないですし、関わる多くの介護士さんからも「何となく介護士に…」「他にないから介護士に…」等というような声を聞く事が珍しくなく、この理事の言葉を否定する事はできませんでした。

そこで実際に得られたアンケート結果が以下です。

■介護士の皆さんが介護士になった経緯は? (有効回答数:767名)

  1. 選んで介護士になった…66%
  2. 消去法で介護士になった…34% 

結論、34%の介護士の方が「消去法で介護士になった」と回答をされています。

きっかけとなった理事の「8割は消去法」には及ばない数字ではありますが、実にこれだけの人が「消去法で介護士になった」というのが介護現場の事実としてあるようです。

アンケートやTweetに対しての声

実際このTweetやアンケートに対しても多くの意見をいただきました。

  • 介護の仕事がしたくて介護士になりました、失礼です!
  • 消去法は言い過ぎで無いく、まさにその通りなんです!
  • 普通に消去法だと言う声に納得できます。
  • 消去法で介護士やってる人がいるのは事実ですが、それは言い過ぎだし「好きで介護士やってる人」に対して失礼です

これらのように、「消去法で選んだ」という声に対して理解を示す声も少なくないのが実際の声です。

そもそも仕事選びには一定の消去法がつきもの?

また今回のアンケートを通じては「消去法で決めた」という事に対して考え方を見直す必要がある事にも気付かされました。

私自身「消去法で介護士になった」という部分だけを切り出し、「消去法」というものを非常にネガティブなものとして捉えていました。

ただし、現実的な問題として物事を選択する上での「消去法」とは選ぶ為の過程でもあり、完全にネガティブなものだとは言えないという事です。

そうした考えに気付かされたのは以下のような方々の意見でした。

  • 消去法で選択肢を絞った中から選びました
  • 介護、福祉の仕事はしたいと思ったことはなかったが「あれもしたくないこれもしたくない」と考えたら、結局介護職に決まりました
  • それ言っちゃうなら世の中の大半は消去法で仕事決めてるでしょう
  • 消去法でもいいじゃない、雇用側は「この仕事で良かった」と思わせるような仕組作りをどうぞ頑張って

これらのように「消去法だからネガティブ」という訳ではなく、現実的に好き放題に選べるわけではない職業選択の過程では「結果や過程」として消去法が使われる事は往々にしてあるという事ですね。

 

「消去法」で介護を始めて、好転するケースも意外に多い事実

また「介護士になる」という仕事選びの動機やプロセスが「消去法」であった場合、実際の仕事に対して前向きに取り組めないかというと決してそうではありません。

そうした事を物語る反響についても、数名の介護士の方からいただきました。

  • きっかけは消去法でしたが、実際に介護の仕事をしてみてとてもよかったと思っています。仕事も奥が深くて日々勉強です。
  • 消去法でなりましたが、今は介護の仕事が好きですし、誇りを持ってます。選んだわけではありませんが、本当に素晴らしい仕事に就くことができました。
  • きっかけは消去法でした。高卒でろくな職歴ない私がなれそうなもの、とりあえず食いっぱぐれなさそうと。でも、なってみたら奥が深いし長く続けたい仕事になりました。

これらからわかるように、きっかけはあくまでもきっかけです。

ポジティブなイメージで介護業界に飛び込んできたわけでなくとも、実際に働いてみてポジティブに仕事として好転する事は多分にあるということです。

「やる前とやった後が違う」等と言えば当然の事ではありますが、介護士という入り口のイメージが決して良いとは言い難い職種だからこそ、こうしたケースも多いのかもしれません。

逆に介護士になった動機ばかりを気にするような採用担当の方もいますが、果たしてそこに意味があるのかは甚だ疑問ですね…

 

大事な事は「動機が何か?」ではなく、「今どうなのか?」という事

ここまで「介護士の仕事が消去法で選ばれている」という事について、記事を書いてきましたがいかがでしょうか?

事実、34%の介護士は消去法で介護業界に飛び込んでおり、皆が皆「なりたい!」という強い思いを持って業界に飛び込んできたわけではありません。

でもこれらが必ずしもネガティブなわけではないことが、本記事でもご理解いただけたのではないでしょうか?

  1. 34%介護士は消去法で介護士になっている
  2. でも、それは仕事選びの過程では、ある意味必然
  3. また消去法で介護士なる事と、介護士として前向きに仕事に取り組めるかは別物

私自身「きっかけが消去法」だという事に対して、ネガティブな印象を持っていたタイプですが、今回のアンケートやご意見を踏まえる中で、大事なのは「きっかけ」ではなくて「今」だという事を再認識させられました。

入り口のイメージから前向きに変わるならそれはそれで良し。

そして入り口のイメージが消去法であったとしても「過去のきっかけ」が「前向きな今」で塗り替えられるような介護事業所が増えれば良いなとつくづく思います。

 

「今」を前向きな職場に変えたい方へ

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