こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
私は、新卒で介護業界に飛び込み11年間介護現場や管理職を経験してきました。
その後、転職コンサルに5年間従事し、現在は介護コンサルをする傍ら、介護現場で介護士としても現場のお手伝いをさせていただいています。
そんな元転職コンサルでもある私、ごろにぃがオススメしている転職サイト(エージェント)が、しろくま介護ナビです。
「ホワイトな介護現場の求人のみをピックアップする」をテーマに「しろくま」と命名され、新聞にも取り上げられる程の転職サイトです。
それでは早速本題です。
介護現場で働いている中で、よく問題になるのが「上司との関係」。
特に上司のとしての適正や資質について、疑問を呈するような声をよく耳にします。
- 介護現場の上司はレベルが低い
- 管理職としての適応能力を持ち合わせていない人が管理職をしている
- 感情的になる上司が多い etc
私自身、仕事柄多くの管理職にお会いしますが、中には「正直この方はだいじょうぶかな…?」というような方にお会いする事があります。
そしてそんな「大丈夫かな?」と感じる方が「思いつき」や「思い込み」で周囲を混乱に見導くケースも少なくありません。
というわけで、今回はこうした介護業界の上司の「思いつき」や「思い込み」について記事にしていきたいと思います。
上司の「感情」に振り回される介護士
先日、以下のようなTweetをしました。
感情的になった上司から
「お前なんていらない!」
「辞めてしまえ!」
と言われ、実際に辞めようとすると50%の確率で引き止めにあう。
感情的になって、そこまで吐き捨てる上司なんて、所詮そんなもの。
そしてそんな上司のいる職場は決まって人手不足だから…— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) August 16, 2019
このように介護現場には少なからず、感情的になって後先考えずに発現をする上司がいます。
シンプルな話、自分で自分の事を制御したり、コントロールする事ができない上司が多いという事です。
私もこうした場面を見ることが少なくありませんが、こんな一時の感情に振り回される介護士が気の毒で仕方ありません。
そして指摘されるにしても、指導されるにしても、相手が感情的になっていると感じると、ストレートのその言葉を受け入れ、反省したり、理解するという所には至りません。
- また始まった…
- 早くお説教おわらないかな…
これが感情的に指摘を受けた際の部下の心境です。
何より、管理職である異常、自分の発現にもう少し慎重になるべきなのは言うまでもありません。
上司の「思い込み」に振り回される介護士
また上司の「思い込み」に振り回されるようなケースも少なくありません。
一事が万事とは言うものの…
滅多に現場に顔を出さない管理者や上司が、フラフラっと現場に顔を出して、その時見た介護士の働きぶりだけで「あいつはどうだ、こうだ」とレッテルを貼る。
こういうのが一番厄介。
中途半端に見て本質を見れないならいっそ見ない方が良いとすら思う。
— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) April 3, 2019
このように、物事の一部分だけを切り取って「思い込み」をするというようなものです。
もちろんこれは上司に限らず、日常の人との関わりにおいてもついついやってしまいがちな事でもあります。
ただし、人を評価したり、仕事を割り振ったりする立場にある上司が、こうした「思い込み」を仕事に持ち込んでしまうと大きな弊害を及ぼす事に成りかねません。
「ハロー効果」をご存知ですか?
そもそも人が「一部分だけを切り取って思い込んでしまう(バイアスをかけてしまう)」というのは、特別な事ではなく心理学的にも「ハロー効果」という原理で認められています。
ハロー効果とは社会心理学用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。ハロー効果が起こる原因は、物事の一面だけで判断することで、即断が可能になるからである。原始的な時代ではこの考え方は生存に有利であり、それが遺伝的に受け継がれていると考えられている。
【引用元:ウィキペディア(Wikipedia)】
このように、一部分だけを見て思い込み(バイアス)を掛けてしまうというのは、人間の性とも言えるのかも知れません。
介護現場での「ハロー効果」
この「ハロー効果」を介護現場での例に当てはめると下のようになります。
「いつもサービス残業をしている介護士(Aさん)は、一生懸命で介護レベルも高いに違いない。」
→サービス残業をする=奉仕精神が高く、介護レベルも高いという思い込み
「逆にいつも定時で帰る介護士(Bさん)は、利用者さんに対して介護レベルが低いはずだ」というようなものです。
→定時で帰る=奉仕精神が低く、介護レベルも低いという思い込み
これらのように一部分の姿を見て、その人の介護レベルやスタンスまでを決めつけ、評価してしまう事も少なくありません。
またそうした上司にストレス感じている介護士も少なくありません。
上司が注意すべきこと
こうした背景から例え上司であれ、そうした「思い込み」で評価をしてしまう事が珍しくありません。
ただし逆に言えば、上司に当たるような立場の人間は「人はそうした思い込み」をしてしまいがちだという事をより一層認識し、自分自身が「思い込み」をしてしまっていないかについて見つめておく必要があります。
上書いたように
✕:「長時間労働をしているから評価する」
○:「実際の業務内容を確認して評価する」
✕:「発言力があるから真面目で一生懸命だと評価する」
○:「口でなく介護現場での実際の行動を確認して評価する」
これらのように現場では、様々なアピール行動により目立つ介護士が評価される傾向にあります。
そして、そうした表面的なアピールに騙されてしまっている上司が多いのも事実です。
実際に評価すべきなのは、残業をする介護士でも会議を頑張る介護士でもなく、現場でやるべき介護をやるべき時間で行っている介護士なのは言うまでもありません。
まとめ
人が人を評価するのが、介護現場であり、仕事というものです。
人が評価する以上、様々な雑念や思い込みを反映される事は避ける事ができません。
ただし介護現場においては、仕方ないという範疇を超えて、あまりにもお粗末な評価が見受けられます。
お局さんであるだけで高い評価を得ている介護現場が存在するのが良い例です。
評価される側である現場の介護士は、そうした上司の思い込みで評価されていると感じた時、現場には目向ける事ができない職場だとして離れていってしまいます。
それこそ介護士の退職理由の多くに、こうした上司の立ち振舞が上がる事も少なくありません。
だからこそ介護士不足に困る介護現場の上司は「正しく介護士を見て、正しく現場を見て評価し、対応する」をいう事を大事にする必要があるのは言うまでもありません。
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