こんにちは「介護コンサルをしながら、現役介護士を両立」がモットーのごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
突然ですが、今介護業界では「労働格差」が広がっている事をご存知でしょうか?
先日このようなTweetをしました。
介護士の労働環境について、総体的に問題が山積みなのは言うまでもなく…
それでも最近は労働環境の改善に取り組む法人も増えつつある。
いつまでも
介護士は奉仕が全て
介護士は我慢が当たり前こんな古いスタンスで、経営していると完全に時代に取り残されて淘汰されますよ。
— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) June 19, 2019
少し前まで、介護業界と言えば
- 介護士である以上、利用者さんへの奉仕が全て
- 介護士は自らに対して我慢する事が当たり前
- 長時間労働・低賃金・サービス残…ブラック体質の常態化
このように「どこもかしこも問題ある介護事業所ばかり」という事が、珍しくありませんでした。
しかし最近では、
- 利用者さんだけでなく、介護士へ目向ける介護事業所の増加
- 積極的に介護士の労働環境改善に取り組む介護事業所の増加 等
こうした「考えの変化」を取り入れる介護事業所が増えつつあります。
このように思考を変化し、介護士をはじめとした従業員を大事にする介護事業所と介護士をコマとしか見ていないような介護事業所が二極化されるるあるのが今の介護業界です。
まさに、「職場によっての介護士の労働環境格差が広がりつつある」ということです。
今回は、この介護事業所ごとの労働格差について、掘り下げて記事を書いていきたいと思います。
未だに介護士を「コマ」としてしか見ていない介護事業所
先日以下のようなTweetしました。
支援先で明らかに体調の悪そうな介護士さんが「早退させて下さい」と管理者に相談。
「このシフト状況で自分勝手でしょ、そもそも病は気から」と切り捨てて、早退を却下。
「ちょっとまずいんじゃ…」苦言を呈すも聞く耳もたず…
こんな時くらいゆっくり事務所でお茶飲んでるあんたが現場で働け!
— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) June 19, 2019
こうした光景を見る度に「介護士をコマとしてしか見ていないんだろうな」という事です。
■利用者>>>介護士
■職場事情>>>介護士の個人事情
確かに利用者さんや職場事情を汲み取る事は、介護事業所、特に管理職にとって大事なことです。
ただし、それはあくまでもケースバイケースです。
「体調を崩している介護士」「家庭に事情を抱えている介護士」等々に、状況を配慮もせず無暗に無理難題を押し付ける事が管理職の仕事だとは到底言えません。
残念ながら古い体質の介護現場ほど、このように介護士をコマ扱いし「利用者さんや介護現場の為なら」と介護士個人の都合は後回しというような風潮が強い傾向にあります。
従業員に目を向ける介護事業所や管理者の台頭
しかし、そこに待ったをかけ始めたのが最近少しずつではありますが、増えつつある「介護士」や「従業員」に目を向けた介護事業所です。
- 限られた範囲ではあるものの、積極的な待遇改善を行う介護事業所
- 従業員の残業時間や有給休暇等に配慮し、介護士の負担を軽減する介護事業所
- 現場内の人間関係を始めとしたトラブルに積極介入し、労働環境改善を試みる介護事業所
これらのように利用者さんだけでなく、現場で働く介護士にスポットライトを当てた介護現場の構築を目指す介護事業所も水面下で増加傾向にあります。
「異業種と比べて働きやすいか?」と聞かれると少々疑問の残る部分もありますが、確実にこのような職場改善に力を入れる介護事業所は増えつつあります。
介護士が職場を選ぶ時代
みなさんの職場はいかがでしょうか?
「介護士をコマとしか見ていない介護事業所」or「少しずつでも改善を試みる介護事業所」
どう考えても「改善を試みる介護事業所」で働くべきですよね。
繰り返しになりますが、各介護事業所の従業員である介護士への対応は、確実に大きく二極化しつつあります。
だからこそ、介護士自身も昔のように「介護現場はどこも同じようなもの」と決めてかかるのではなく、しっかりと職場を選ぶという視点を持つことも必要です。
裏を返せば、介護事業所側も「選ばれる側である」という視点を持つ事が必要です。
そして選ばれる介護事業所になるためには、綺麗ごとをだけを並べた介護事業所であるのでなく、介護士を始めとした従業員に目を向けた介護事業所である必要があります。
このような淘汰は、将来的に介護現場の環境改善においては、非常に大事な事です。
そして、この淘汰の波に介護士自身がしっかり乗ることも大切です。
- どうせ介護現場なんてどこも同じ
- コマのように扱われても辞められない
- 転職が面倒だ
これらのように、劣悪な環境を受け入れる介護士が多ければ多いほど、こうした介護業界の淘汰は進み辛くなります。
今一度、自分が働くべき職場について考えて行く必要があるのではないでしょうか?
最後に元転職コンサルがオススメする介護業界の転職エージェント
最後に、勤務先を選ぶ時代だからこそ、オススメできる転職エージェントについても特徴別にご紹介しておきます。
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- 職場の内部情報をしっかり把握できている事が強み
- 入社後の万が一のトラブルにも相談に乗ってもらえる
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