こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
私は、新卒からこれまで約15年の間に「介護現場」→「現場管理職」→「転職コンサル」と経験を重ね、現在は介護コンサル会社に所属しながら、介護士として現場のお手伝いもさせていただいています。
このブログでは、そんな私自身の経験や考えについて、個人的な見解として発信させていただいています。
ちなみにそんな元転職コンサルでもある私、ごろにぃがオススメしている転職サイト(エージェント)が、しろくま介護ナビです。
「ホワイトな介護現場の求人のみをピックアップする」をテーマに「しろくま」と命名され、新聞にも取り上げられる程の転職サイトです。
ブラックと言われる介護業界に一石を投じるサポート方法で、私自身も自信をもってご紹介しています。ぜひご参考に。
それでは早速本題です。
今回は「介護現場では意外に夜勤シフトが人気である」という点に目を向けて記事を書いてみたいと思います。
先日ツイッターで以下のような質問をさせてもらいました。
Q結局のところ、どのシフトが一番テンションが上がりますか?
- 「早出」
- 「日勤」
- 「遅出」
- 「夜勤」
アンケート前は「日勤」がダントツの一番人気だと勝手に思い込んでいましたが、結果一番人気は④「夜勤」シフト。
夜勤と言えば、「長時間労働が…」「1人体制で…」「生活リズムが…」と何かと大変なイメージが先行しがちなだけに少々意外な結果でした。
介護士に一番人気のシフトは「夜勤」
まず、肝心のツイッターでのアンケート結果から確認していきたいと思いますが、以下がツイート内容です。
結局、どのシフトが1番テンション上がりますか??
①早出
→仕事終わりに遊びに行ける!②日勤
→何だかんだ生活リズムって大事!③遅出
→朝寝坊、二度寝最高!④夜勤
→明け休み最高!— ごろにぃ@介護コンサル (@goronyi_kaigo) July 1, 2020
Q結局のところ、どのシフトが一番テンションが上がりますか?
- 「早出」…29.2%
- 「日勤」…25.5%
- 「遅出」…12.8%
- 「夜勤」…32.5%
有効回答数:274票
この通り、僅差ではあるものの一番人気は「夜勤」だということになりました。
もちろん個人のツイッターアカウントでのアンケートに過ぎませんが、274名の方からの声ともなればそれなりに信憑性のある数字だと捉えて良いのではないでしょうか?
転職コンサルをしていた経験からすると「夜勤」と言えば、みんなが避けたいシフトの上位に位置するイメージでしたので、この結果には少々驚きました。
夜勤のイメージって悪くないの??
ちなみに介護職の方に「夜勤のイメージは??」とお伺いすると、どちらかと言うとポジティブな回答よりは、以下のようなネガティブな声が多いのではないでしょうかか?
Q夜勤に対してのイメージは??
- 勤務時間が長くて体力的に大変
- 1人の時間が多く、精神的にも体力的にもストレスも大きい
- 不規則な勤務時間により、生活のリズムが壊れる
- 休憩が取れたり取れなかったりと職場や日によっての大変さのギャップが大きい
これらのような夜勤シフトに対してのネガティブな声は決してマイノリティなものでもなく、私自身の周囲でもそうした方が多いように感じます。。
何よりもイメージではなく事実ベースで、夜勤シフトは時間の面、シフトの面から見た時に精神的・体力的な負荷が大きいのは間違いないと言えます。
それでも夜勤シフトが人気となるメリット
それでもなお夜勤のシフトが人気になる裏側には、それに見合ったメリットがあるという事でしょう。
その点についても少し考えてみたいと思います。
Q夜勤の良いところは??
- 「夜勤手当」という金銭的メリットが明確にある
- 長時間勤務を頑張れば明け休みがあり、気分は連休??
- 1人で回す事が多く、同僚への気遣いが不要で、意外と気持ち的に楽
これらのように夜勤には夜勤のメリットとして、夜勤のデメリットの裏側とも言える、時間的、精神的、そして金銭的なメリットがあると言えます。
①馬鹿にできない夜勤手当の大きさ
特に「夜勤を頑張ろう!」と思える方の一番の源には「夜勤手当」の存在のある方が多いのではないでしょうか?
夜勤のシフトに入れば職場毎の違いはあれど、深夜手当、超過勤務手当の観点から1夜勤当たり3,000円~10,000円程度の夜勤手当が支給されます。
決して給与が高いとは言えない介護業界においては、この夜勤手当額は馬鹿にできません。
それこそ仮に1回10,000円の夜勤手当が支給される介護施設で、週1度夜勤に入るだけで月40,000円~50,000円のプラスαの手当が支給されるわけですから、インパクトは大です。
事実この夜勤手当をメリットに感じ積極的に夜勤シフトを望まれるような介護士の皆さんも少なくありません。
②「明け休み」により、気分は連休
また夜勤を頑張った見返りの一つとして大きいのは「明け休み」ではないでしょうか?
これは2交代制の夜勤にしか発生しないものですが、以下のようなものです。
【例】1月1日に16時~翌朝10時までの夜勤シフト(18時間拘束、2時間休憩、実働18時間)の場合
勤務後の夜勤明けの日である1月2日は朝10時時点で既に当日勤務を終えた事になり、その日は自由に1日が使えます。(もちろん眠いので多くの人は寝ますがですが…)
その上で多くの介護現場では明け休みといって翌日にあたる1月3日を公休として生活リズムを整えるように促すのが一般です。
要するに1度の勤務で2日分相当の勤務をしてしまう事で、「明日も休み」とポジティブな気持ちが生まれるわけです。
※もちろん、実態としては2日分を先に働いているのであって、総労働時間は変わらないのですが、あくまでも個人の捉え方による気持ちの部分です、悪しからず。
③1人シフトは大変だけれど、同僚への気遣いが不要
また夜勤シフトのメリットとして、1人になる時間が多く、同僚への気遣いが不要だという声を耳にする事も少なくありません。
同フロアにおいて複数の介護士でケアに当たる際には、役割分担や周囲へのフォロー、ケアの進め方について、何かしら周囲の調整が必要であったり、周囲の目が気になる事も少なくありません。
その点、フロア内に1人になる事も多い夜勤シフトの場合、自分のペース、自分の順序でケアにあたる事ができる為、余計なストレスがかからないという事も珍しくありません。
その分、急な対応が発生した場合にも1人でフォローする必要があり、大変だとも言えるわけですが…この辺りは個々の性格にもよるものかも知れませんね。
もしも夜勤に興味があれば「夜勤単発」という働き方もあり
これらのようにデメリットを凌駕する形で、介護士には人気の夜勤シフト。
私個人としても夜勤は大変なイメージが強い一方で、勤務を終えた時の「やりきった」という充実感や実益である夜勤手当をもらえると「悪くはないかな」と思ったりするものです。
一方で「夜勤をやってみようかな?」と思っても、ご家庭をお持ちの方であったり、在宅系サービスに勤めている方であったりという場合には、夜勤をしたくてできないという事があると思います。
そんな方への参考情報として最後に単発での夜勤勤務について少しご紹介させてもらいます。
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まず、介護系の単発求人の王道と言えば、メディカル・コンシェルジュの運営する「MC-介護のお仕事」が最もオススメとなります。
「MC‐介護のお仕事」がオススメの理由は、とにかく単発サイトが使いやすく、タイムリニーに求人情報が確認できるというところになります。
以下、サイトイメージです
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もちろん夜勤の単発を抽出する事も容易です。
また以下のように自分の「働き方」や「働きたい日時」に合わせてピンポイントで仕事検索する事が可能です。
また常に5,000件前後の単発求人がタイムリーに掲載されており、単発求人の多さも業界最大水準です。
ちなみに夜勤での単発相場は1夜勤20,000円~30,000円程度です。
ちょっとしたお小遣い稼ぎに活用するのも全然ありだと思います。
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- サイト内に常に単発の求人情報が開示されており、自分の都合に合わせて仕事の有無がスグに確認可能
- 当然1日1時間~仕事を受ける事ができ、求人も全国的に幅広く取り揃えられています
- 施設系の求人も多く扱っており、土日や夜勤等の働き方に合わせて柔軟な求人探しができます
- 単発だけでなく、転職相談にのってもらう事も可能で、希望によっては単発で勤務した先での正社員雇用も相談可能♪
「夜勤に興味があるが、固定で勤務するのは難しい」そんな方はぜひ単発での夜勤という働き方についても検討してみてください。