【仕事は自分次第】これ言う上司には気をつけるべき?
介護現場でお勤めのみなさん、上司に何か相談した時に「それは自分次第だよ」と励ましの言葉をもらった事はありませんか?
ちなみに私が初めての介護現場で出会った上司の口癖は「自分次第」でした(苦笑
「自分次第」という言葉は、誰かに原因や理由を求めるのでなく、「自分に責任を求め、自身の力で切り抜けようとする力強い言葉」に聞こえます。
実際「自分次第」という言葉自体が悪い言葉だとは、私も一切思いません。
ただしこの「自分自身」という言葉、介護現場においての使う人やタイミングによっては非常に「無責任な言葉」になるのではないかとよく考えさせられます。
今回はこの「自分自身」という言葉について、ブログを書いてみます。
介護現場において「自分次第」には限界はある
言うまでもなく介護現場は、職員同士の連携が欠かせない職場です。
自分がいない間に利用者さんに何があったのか、正しく引き継ぎを受ける事無く、必要な介護は提供できません。
1人で対応できる利用者さんの数にも限りがあります。
常にそうした職員同士での必要な協力や環境が整っていなければ、介護現場では事故が起きます。
これは極々当たり前の話です。
管理者が現場を巻き込み、良い職場を目指す事を「自分自身」だと言うことであれば十分に理解できます。
ただし、いち介護士が周囲を巻き込み、全ての課題を解決するには限界があるということです。
「自分次第」という言葉が好きな上司
もちろん与えられた環境下で、どれだけパフォーマンスを上げる事ができるかは自分自身の準備や能力、考え方による部分もあります。
そうした意味では自分次第だと言える部分も現場において存在します。
ただし「自分次第」という言葉が時に無責任なものとして使われている場面を見ます。
「同僚に無視されてしまうんですが…」とAさんが上司に相談しても「Aさん以外からはそんな声は聞かないよ。Aさんの関わり方次第だよ」と返答する上司。
「仕事の進め方を先輩に聞いても教えてもらえなくて…」とAさんが上司に相談しても「Aさんの聞き方や自身での勉強不足に問題があるんじゃない」と返答する上司。
確かに自分自身の努力や関わり方により相手の対応が変わる事もありますし、その為の努力は必要かもしれません。
ただし相談を受けた上司に何でもかんでも「自分次第だよ」と言われても何も解決しないのではないでしょうか。
実際、自身の能力が足りず改善を目指せ無いが故に、無責任に「自分次第」を連呼する上司が介護現場には存在します。
「自分次第」という言葉に追い込まれる真面目な介護士
そして上司から「自分次第だよ」と言われた真面目な介護士は「自分を責めどうすれば良いのかを必死に考えます」
繰り返しになりますが、確かに置かれた環境でどう立ち振る舞うかは自分次第です。
ただし問題なのは、1人で解決できない問題が目の前に広がっているにも関わらず、それを「自分次第」という言葉で片付けてしまう上司です。
介護業界に携わっていて本当によく思うのが、明らかに恵まれない環境下で自分で自分を責めている介護士がたくさんいるという事です。
こうした背景には、整わない環境下での勤務を強いている介護施設がたくさんあるという事。
そしてその中での物事を解決に向けて動かすことができる上司が少ないという事ではないでしょうか。
だからこそ時には「自分次第」という言葉に過度に振り回されることなく、解決不可能な難題が目の前にあれば、環境を変えるという選択もすべきだと思います。
それだけ、どうした環境で働くか、どうした上司に恵まれるかは、連携が必須の介護業界においては重要な要素となります。
最後に
いかがでしょうか。「自分次第」という言葉は決して悪い言葉ではありませんし、本来自分に原因を求め自ら解決を試みるという姿勢は非常に大事なことです。
ただし、人と人が連携しなければならない環境下において、上司からの無責任な「自分次第」という言葉は、時に介護士を追い込みます。
周囲を巻き込み、職場全体で同じ方向を向かせる事が上司の仕事ですし、それができなければ介護現場の労働環境改善は期待できません。
上司の能力が足りない部分をいち介護士が個人の問題として受け止める必要はありません。
もし今、いち介護士でありながら自身では解決されない問題について、上司の「自分次第」という言葉に振り回されているのであれば、過度に自分を責めるのではなく、転職などにより職場の環境を変えるという事も検討すべきです。
そして部下に対して、不用意に「自分次第」だとする言葉掛けをする癖のある上司の方がいれば、しっかり部下と一緒に向き合い解決を目指してもらいたいと思います。
【おまけ】
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「【仕事は自分次第】これ言う上司には気をつけるべき?」を読む前に押さえたいこと
この記事のテーマは、単に正解を一つ選べば終わる話ではありません。介護の仕事は、施設の種類、利用者さんの状態、職員配置、地域、雇用契約によって事情が変わります。まずは記事内の情報を自分の職場や希望条件に照らし合わせ、確認できる事実と、自分の感じ方・考え方を分けて整理してみてください。
特に介護の仕事・キャリアに関する判断では、見出しや口コミの印象だけで決めないことが大切です。給与なら手当や賞与の支給条件、勤務なら休憩や残業の扱い、職場なら相談ルートと記録の残り方まで見ると、入職後・勤務後の「思っていたのと違う」を減らしやすくなります。
判断するときに確認したい4つの視点
1. まず「何が起きているか」を具体化する
「大変」「合わない」「条件が悪い」と感じたら、いつ、どこで、誰が、何をしたのかを書き出します。抽象的な不満を具体的な場面に変えると、改善できることと、環境を変えた方がよいことの境目が見えやすくなります。メモには個人情報や利用者さんを特定できる内容を残さず、職場のルールに従ってください。
2. 希望と最低条件を分ける
希望条件を全部満たす求人や職場がすぐ見つかるとは限りません。「できれば欲しい条件」と「これを下回ると続けられない条件」を分けておくと、比較するときに迷いにくくなります。勤務地、月給、夜勤回数、休日、残業、仕事内容、教育体制などを紙やメモに並べ、優先順位をつけてみましょう。
3. 公式情報と現場の確認を分ける
公式サイトや求人票は制度・募集条件を確認する材料、職場見学や面接は実際の雰囲気や運用を確認する機会です。どちらか一方だけで判断せず、同じ項目を両方で確認します。回答が曖昧な項目は、入職前に「誰に、いつ、どの書面で確認したか」を残しておくと安心です。
4. すぐに決めず、比較できる形にする
不安が強いと、目の前の提案や一つの口コミに引っ張られます。候補を二つ以上並べ、メリットだけでなく注意点も同じ表に書きます。比較の結果、今の職場を続ける判断になっても問題ありません。情報を集めて自分で決められる状態を作ることが、この記事のテーマを活かす一番の方法です。
今日から使える確認メモ
- 気になった出来事・条件を具体的な言葉にする
- 自分が譲れない条件を3つまでに絞る
- 公式情報と、現場で聞いた回答を分けて記録する
- 不明点は「いつまでに誰へ確認するか」を決める
- 一人で抱えず、信頼できる上司・同僚・相談窓口に相談する
よくある迷いへの答え
Q. すぐに転職・退職・応募を決めた方がいいですか?
危険や体調への影響がある場合は安全を優先して相談してください。それ以外は、必要な条件を整理し、求人票や雇用条件通知書を確認してから判断しても遅くありません。登録や相談と、応募・入職の決定は別の段階です。提案を断る場合も、自分の条件に合わない理由を短く伝えれば十分です。
Q. 口コミと自分の印象が違う場合はどうしますか?
口コミは参考材料の一つで、投稿時期や個人の経験によって内容が変わります。複数の情報源を見て、現在の公式条件、見学時の印象、担当者の説明が一致しているかを確認しましょう。判断できない点は、応募前に質問として残しておくのがおすすめです。
Q. この記事を読んだ後に何から始めればいいですか?
まずは自分の状況を3行で書き、次に確認したい条件を一つだけ決めてください。情報を集めるだけでも、希望が整理され、相談や比較がしやすくなります。介護業界の転職エージェントの仕組みも、次の確認項目を整理するための材料としてご利用ください。
まとめ:判断材料を増やして、自分のペースで決める
「【仕事は自分次第】これ言う上司には気をつけるべき?」のような悩みは、我慢するか、すぐに環境を変えるかの二択に見えがちです。しかし、事実を整理し、条件を比較し、必要な確認を重ねることで、選択肢は増やせます。施設や雇用条件によって異なる部分は、公式情報と職場への確認を優先してください。
関連するチェック項目を整理したい方は、介護業界の転職エージェントの仕組みもあわせてご覧ください。広告・紹介サービスを利用する場合も、条件を確認し、納得してから次の行動へ進むことをおすすめします。
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