あるある

【介護士の音信不通】退職者の10人に1人はバックレ?

いつも「ハードワーク」お疲れ様です!

私も現場に入らせていただいた日は、デスクワーク以上の疲労感が半端ない(苦笑

そんなハードワーカーのみなさんの回りでは、しばしば発生しませんか?

同僚や部下の音信不通、それこそ上司の音信不通まで。。。

まぁいわゆるばバックレというやつですね(苦笑

もちろん介護業界に限った事ではないですし、、一定の社会人経験のある方のほとんどは、同僚や部下のバックレに遭遇したことがあるのではないでしょうか?

もちろんバックレられた側の法人や同僚側に立てば正直たまったものではないですがね(苦笑

それでも介護業界のバックレ率(音信不通率)は異常で、私の体感では10人に1人、すなわち10%程度の方がバックレでの退職だと思います。

※あくまで個人の体感です(苦笑

なぜ介護士がバックレるのか?

そもそもなぜバックレるんでしょうか??

あっ、ちなみに私自身にはバックレの経験はありません。でもバックレたくなった事はあります(笑

バックレ理由をは基本的に2つ?

■バックレの理由(パターン)

①全てが嫌になり感情的に投げ出す

②通常の退職フローでは退職できず、パワープレーに出る

①嫌になり感情的に投げ出してしまうパターン

まず1つ目がこれですね。職場や上司に対して不満がありすぎて話したくもない、何なら困らせてやりたい。

そもそも手続きや面談云々が面倒だった。etc

もろもろ原因は嫌になる原因が職場にあったとしても、自分よがりと言わざるを得ないパターンですね。

②通常の退職フローでは退職できないとパワープレーに出るパターン

具体的には、何度も退職の話をしているにも関わらず、上司が聞く耳持たず。

退職を申し出ると罵倒されそうで恐怖から言い出せない。etc

本当はキレイに退職したいが、職場がそれを許さない状況であり、いささか理解できるパターンですね。

パターンの評価はあくまで私の独断と偏見ですが。

まぁ一言にバックレと言っても様々な個別事情があり、一括りにバックレそのものを非難できないのかもしれません。

バックレによる4つのリスク

基本的に、バックレをする人も望んてバックレをしているわけではないと思います。

ただそうは言ってもバックレにはリスクがあるという事をもう少し考えるべきだと、バックレた人を見るたびに思います。

■バックレによる4つのリスク

①職場から損害賠償をされるリスク

②何度も何度も連絡が来て精神的に追い込まれるリスク

③退職手続きが滞るリスク

④業界内でネガティブ情報が広がるリスク

 

①職場から損害賠償請求をされるリスク

使用者(法人)側の中には、「従業員のバックレ行動により損害が発生した」として、損害賠償を請求するところもあります。

使用者側も暇な訳ではないので、非常珍しいケースではありますが。

さらに言えば、実際に賠償請求が認められ、労働者に請求が至るケースはさらに稀なケースです。

ただ、労働力が肝になる介護現場において、損害が認められるケースはゼロだと言い切る事はできず最後にバックレる為だけとの天秤で考えるとリスクではあります。

②何度も何度も連絡が来て精神的に追い込まれるリスク

使用者に対して、退職の旨を伝えていないので、恐らく最初は使用者側から状況確認の連絡が入ります。

ただバックレた側は、その後に話すつもりも無くバックレた訳で、電話には出づらいでしょう。

そうこうしていると更に何度も何度も連絡が入るかもしれません。

場合によっては「安否確認だ」と自宅まで確認に来られるケースもあるかもしれません。

こんな事が繰り返されると精神的にも参ってしまいますね(泣)

しつこさは使用者により様々でしょうが、こんなに面倒になるんだったら、無理してでも退職届出しておけば良かったなんて事もあるかもしれません。

③退職の手続きが滞るリスク

退職手続きについても同様です。「バックレだ、仕方ない」と割り切ってすぐに退職手続き(保険関連等)を進めてくれるところもあれば、明確に退職意思を示した訳ではないので、放置されてしまうなんてケースもゼロではありません。

そうとも知らず、次の職場を見つけ、心機一転働き始めようとしたら、新たな職場の上司に「前職の退職手続きがされていないようですが・・・」なんて事を言われる事態になれば大慌てですね。

そのタイミングで、バックレた側から以前の職場に対して「退職手続き進めてください」なんて連絡をなかなかしづらいですね(苦笑

もちろん使用者側も退職手続きを進めなければ保険負担等もあるので、基本的にはバックレた段階で退職手続きを進めてくれるところが大半ですが。

④業界内でネガティブ情報が広がるリスク

介護業界は狭く法人同士の横のつながりも比較的に強かったりします。

そうすると新たな職場探しで面接を受けに行った際に、面接先の施設長が以前の勤務先の施設長と知り合いなんてこともよくあります。

そこで前職に働きぶりの確認連絡が入ったりするわけです「以前そちらで勤務されていた〇〇さんがうちに面接来たんだけどどんな人?」と。

もちろん本来的には、〇〇さんが面接に来たなんて個人的な情報を本来は外部に出すべきではないですが、実際はよく行われてしまっています。。。

そしてそこで言われるわけです「その人はある日突然バックレた無責任な人です」と。仮にバックレた仕方ない理由があったとしても、このようにバックレたという事実だけが伝言されていくわけです。

入社してからも同様ですね。バックレた以前の職場が一緒だった人が新たな職場で一緒になったりすると、「前バックレた人だ」と噂を流されかねません。

このような形で「バックレ」には様々なリスクがつきまとうわけです。

もし今バックレたいと悩んでいる方がいれば、通常の退職手続きを踏まず「バックレるという選択をとって本当に良いのか」もう一度よく考えた方が良いかもしれませんね。

最後に

それでも大変な環境に身をおくことになってしまった場合、バックレたくなる場面があると思います。

そこに至る理由もそれぞれにあることがわかります。

でもその理由や気持ちはなかなか周囲に理解してもらえないというのが、現実です。

繰り返しますが、やはり「バックレ」にはリスクが伴います。なにより同僚に迷惑を掛けます。

そうした事を総体的に考えると私個人としてはやはり「バックレ」についてはおすすめしません。

目の前の瞬間の逃げ道は作れても、その後のリスクとの相殺は難しいと思います。

勇気を持って退職を申し出る、もしそれを許さない環境であれば、せめてまずは労働基準監督署に相談にいってください。

地域によりますが、まともな労基署はしっかり対応してくれます。

大げさな言い方ですが、最後は自分の身は自分で守るしかありません。

まぁそもそも、バックレざるを得ない職場環境がが多々存在すること自体も問題ではありますが、最後の最後、辞める場合は力を振り絞って正しく退職される事をおすすめします。

 

【おまけ】
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