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【新人介護士へ忠告】介護現場でこれを言われたら要注意

こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。

4月も2週目に入り、新たな職場で勤務スタートを切った介護士さんも少しづつ周りが見えてくる頃。

「業務が見えて楽しくなってきた」という前向きな声。

逆に「やっていけるか不安になってきた」という後ろ向きな声。

「これは当たり前なのか?」「我慢すべきことなのか?」等と自問自答をしたくなるのもこのタイミングだと思います。

今回は、そんな人達に向けて「介護現場でこれを言われた注意すべき」という事についてまとめてみます。

朝出勤時の挨拶

まず、新人として最初に職場の上司や同僚とコミュニケーションをとるのが、朝の挨拶です。

たかが挨拶、されど挨拶。ここの対応一つで職場の良し悪しが予想できると言っても過言ではありません。

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レベル1「元気よく挨拶しなさいよ」

朝出勤時「ボーッ」としていると「元気よく挨拶くらいしなさいよ」と上司からの声掛け。

朝から面倒だと思う人もいるかも知れませんが、挨拶は本当に大事です。

こうした指摘ならむしろ挨拶を大事にできている職場だとして前向きに受け止めて良いのではないでしょうか。

レベル2「挨拶は新人からするものだからね」

また挨拶をしないでいると嫌味な感じで「挨拶は新人からするものでしょ」と挨拶の指摘を受ける事もあります。

確かに一般的にはそういうイメージもありますし、その方が自然だと言う人も多いと思います。

ただし、それを敢えて声に出し「新人から挨拶しないなら、私はしないわよ」というスタンスについては、業務の節々でも「新人なんだから○○して当たり前」という光景が安易に想像ができ不安を持たざるを得ません。

レベル3「挨拶なんてない」

最悪なのが、このパターンです。

初めて職場に出勤し「よし、頑張ろう!」と挨拶したにも関わらず一切反応がないパターン。

残念ながらそれだけで、その日の仕事のモチベーションは半減しますよね。

「完全に挨拶無視」「挨拶無いのが当たり前」の職場であるならば、先が思いやられます。

教育スタンス

そして新人として気になるのが、上司先輩からの指導スタンス。

「教育環境が無い」「教育のされ方が合わなかった」という理由で退職する新人介護士も多いものです。

レベル1「ビシバシいくから覚悟してね」

まず、元気でやる気に満ちた上司先輩に当たった場合「ビシバシいくから覚悟してね」とハッパを掛けられる事もあると思います。

一見「熱苦しい」「面倒臭いそう」等の声もあると思いますが、介護士不足でロクな教育体制も整っていない介護業界においては、むしろこうした「積極敵に教育しようとしてくれるスタンス」については前向きに受け止めて良いのではないでしょうか?

レベル2「同じ事は何度も言わないから一度で理解してね」

また忙しさ故に教育、指導も忙しない職場も少なくありません。

その結果「同じことは言わないから一度で理解してね」と何度も何度もプレッシャーを掛けられるような事もあります。

もちろん教わる側も「一度で理解しようとするスタンス」は大事です。

ただあまりにも圧が掛かりすぎて、実際に確認したい事が発生しても確認しづらいという状況も起きてしまいがちです。

こうしたあまりに忙しない環境は考えものです。

レベル3「みんな忙しいから見ながら覚えて」

そして一辛いのが「忙しいから見ながら覚えて」というような無茶振り。

利用者さんを怪我させたりしてしまいかねないこうした対応は完全にアウトです。

見て学ぶ事もありますが、見るだけで理解できる程、介護の仕事は単純ではありません。

一つ一つのケアの背景を理解しなければ、事故の元です。

そしてそんな上司に限って、何かあった際に「何でわからないのに勝手にするの!」と激昂するものです。

退勤時

また職場の余裕の無さやスタンスについては、退勤時により顕著に現れるものです。

レベル1「さっさと帰りなさい」

勤務終了時間になってももたもたしていると「まだて手伝える事が無いんだから、さっさと帰りなさい」と声を掛けられる職場。

これは完全にネガティブなものでなく、ポジティブなものとして受け取るべきです。

「新人である以上で、戦力にならないのは仕方ない」それを踏まえれば、ダラダラ新人介護士に残業させても意味はありません。

双方の状況にとって最も合理的だと言えます。

レベル2「定時で帰れるのなんて、今だけだからね」

同じ定時で帰るにしても、いちいち「定時で帰れるのなんで、今だけだからね」と謎のプレッシャーを掛けてくる上司や職場もあります。

残業が全くない職場というのは、なかなか難しいかもしれませんが、残業ありきのこうしたコミュニケーションが蔓延している職場は黄色信号です。

大事な事はそんなセリフで新人を脅すことではなく、前向きに仕事を吸収させ、職場を円滑にすることですからね。

レベル3「先輩達が残業してるんだから、残って手伝いなさい」

そして最低なのが「先輩が残業残業しているんだから、残りなさい」というもの。

上でも書いた通り、戦力化できていない新人が残ったところで職場では全くプラスにはなりません。

更に言えば「先輩が残業しているから」という理屈程、非合理的なものはありません。

もちろん「手伝える事」や「手伝うべき事」があれば、連携して手伝う事も大事です。

ただ勤務開始間もない新人にこのスタンスで残業を強要する職場には気をつけるべきだと言って良いでしょう。

「新人介護士への忠告」のまとめ

この記事では「挨拶」「指導スタンス」「退勤時(残業)」と一部分だけを切り取って、介護現場で起こりがちなコミュニケーションをピックアップしました。

いかがでしょうか?新人介護士に限らず「ウチの介護現場にも当てはまる…」というものが少なからずあるのではないでしょうか。

まず「全く当てはまらない」「レベル1しか当てはまらない」というような職場は、スタート段階では、前向きに受け止めて良い職場だと言えます。

ただ逆に「レベル3」のようなコミュニケーションが飛び交っている介護現場は要注意です。

入り口でこのレベルですので、どっぷり介護現場に浸かって行く過程では、長く働くべき職場かどうかについては「心配」と言わざるを得ません。

もちろん職場の良し悪しの判断軸等は、個人によるものです。

ただ本当に続けるべき職場かどうかについては、気持ちだけでなく、身体ともしっかり相談していく必要があります。

こうした記事がそうした判断軸の一つとなれば幸いです。

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