「デイサービスって楽だよね!」これを読んでも言えますか?
こんにちは、ごろにぃ(@goronyi_kaigo)です。
みなさんの周りにもたまにいませんか?
「デイサービスって楽で良いよね!」という人。
このように「介護士の仕事にしては楽なんじゃないか?」という認識を持っている人が少なくありません。
もちろんデイサービスに限らず「楽な仕事」等というものは、そうそう存在しません。
今回はこのデイサービスの仕事について、掘り下げてみたいと思います。
「デイサービスは楽」と認知されている?
そもそも「デイサービスは楽だと認知されているのか?」という疑問があると思います。
これについては私自身が転職コンサルをしていた際の経験から言わせてもらいます。
確実に楽だと認知している人が一定数います。
特に介護未経験の方に多いですが、様々な声を聞きました。
・「介護の仕事は嫌だけど、デイだったたら妥協できるかな」
・「忙しい職場は嫌なので、デイで働きたいです」
・「身体介護は大変そうなので、デイで働きたいです」等々
実にこうした様々な声を聞いてきました。
もちろん皆が皆とは言いませんが、このように実際にデイでの介護士業務をした事のない人にとっては「楽な仕事」に見える事は多々あるようです。
「デイサービスは楽」だと思われる理由
ではなぜ「デイサービスは楽」という認識を与えるのかについては、考えてみます。
①身体介護が少ない
まず一番にデイサービスならではの「介護度の低さ」というものがあります。
介護の仕事の大変さと言えば「身体介護」をイメージする人も多いのではないでしょうか?
その点、特養や老健に比べるとデイサービスは介護度が低い傾向にあり、事実身体介護は少ない傾向にあります。
最近では、介護度の高い利用者さんを受け入れるデイサービスも増えているのもポイントです。
②利用者さんと笑顔でコミュニケーション
これも介護度の低さと繋がるものですが、デイサービスはしっかりと意思疎通の図れる利用者さんが多い傾向にあります。
その結果、楽しくコミュニケーションを取れるのではないか?という想像を張り巡らせます。
また最近のデイサービスでは地域に根ざしたデイサービスも増えており、道を歩いていても外から利用者さんと介護士が笑顔でコミュニケーションをとっている様子が見えたりする事も影響しているのかも知れません。
③日勤帯のみのシフト
また夜勤経験のある介護士からすると、「夜勤がないだけ全然楽でしょ」と考える方も少なからずいます。
その他にも早番・遅番も無いし生活リズムも乱れず働きやすいというイメージから楽だと感じる方もいます。
「デイサービス」の実際の大変さ
では実際「デイサービスの大変さ」とはどのようなものを指すのか考えてみますが、基本的には、上で書いたように「介護度の低さ」や「日勤のみ」というものが影響してきます。
①求められる業務スピード
介護の現場では、スピードが求められる事が少なくありません。
それは入居系の特養や老健であっても同様でしょう。
ただし日勤帯のみのデイサービスとなればそれは尚更です。
毎日朝迎えに行き、自宅にお送りする時間が決まっている訳ですから「今日はちょっと遅れちゃった」と軽々と業務を後ろ倒しにはできません。
常に時間を意識しながら業務する必要がありますし、送迎前の時間に追われ介護士が逼迫しているデイサービスも少なくありません。
②日々変わる利用者さんの顔ぶれ
またデイサービスの特徴の一つとして利用者さんの顔ぶれが毎日変わるというのも一つです。
毎日同じ利用者と同じ介護士が関われば関係性も作りやすかったり、日々の変化にも気付きやすく、ケア自体も円滑に進めやすくなります。
ただし、毎日顔ぶれが変わるデイサービスでは、日々利用者の状況をリセットする必要があります。
また利用者さん自身も「自宅と違う所に来ている」という感覚を持っている事が多く、帰宅願望や落ち着きが無くなったりという事も少なくありません。
③コミュニケーション力があるからこその対応
デイサービスの場合、上でも書いた通り利用者さんの介護度が低く、コミュニケーションが円滑に取りやすい傾向にあります。
その結果、意思疎通がしやすいというメリットがある反面、明確な意思表示を示される事も多く、介護士側のちょっとした失敗や立ち振舞で不快感を与えてしまう事も少なくありません。
またレクリエーションについてもより凝ったものが求められたりと日々変化が求められる傾向にあります。
④入浴介助
またデイサービスのメイン業務の一つである入浴介助も非常に大変なものです。
入浴介助はデイサービスに限った事ではありませんが、例えばデイサービスの場合、個浴での入浴介助をする事が多くなります。
1人1人空間を確保して入浴していただけるメリットがある反面、やはり時間を取られう傾向にあります。
時間が限られた中で、多くの利用者さんに入浴いただく事に難しさを感じる介護士も少なくありません。
⑤送迎業務
そしてデイサービスの特徴の一つには、送迎業務もあります。
デイサービスでは当然ながら毎日送迎業務があります。
ただでさえ神経質になる送迎業務に加え、ご家族の予定もある中で、時間通りに送迎業務を行う事も大事なポイントです。
安全確保は当然の中、時間を守らなければならないというプレッシャーに潰されそうになる介護士も多くいます。
デイサービスの大変さのまとめ
デイサービスについて、もろもろ書いてきましたがいかがでしょうか?
これを読んでいただければ「デイサービスって楽で良いよね」という考えが少しは変わるのはないでしょうか?
ただ勘違いしてもらいたくないのは、大変なのはデイサービスに限った話しではありません。
入居系やその他介護サービスはもちろん、介護業界意外についても「楽」と言える職場等というものはそうそう存在しません。
また日々「デイサービスの介護士業務は天職だ」という介護士さんがいるもの事実です。
最終的には、こうした大変な業務をどのように受け止めるかという所による部分もあります。
この記事が、デイサービスに興味を持っている方の参考になれば幸いです。
「「デイサービスって楽だよね!」これを読んでも言えますか?」を読む前に押さえたいこと
この記事のテーマは、単に正解を一つ選べば終わる話ではありません。介護の仕事は、施設の種類、利用者さんの状態、職員配置、地域、雇用契約によって事情が変わります。まずは記事内の情報を自分の職場や希望条件に照らし合わせ、確認できる事実と、自分の感じ方・考え方を分けて整理してみてください。
特に介護の仕事・キャリアに関する判断では、見出しや口コミの印象だけで決めないことが大切です。給与なら手当や賞与の支給条件、勤務なら休憩や残業の扱い、職場なら相談ルートと記録の残り方まで見ると、入職後・勤務後の「思っていたのと違う」を減らしやすくなります。
判断するときに確認したい4つの視点
1. まず「何が起きているか」を具体化する
「大変」「合わない」「条件が悪い」と感じたら、いつ、どこで、誰が、何をしたのかを書き出します。抽象的な不満を具体的な場面に変えると、改善できることと、環境を変えた方がよいことの境目が見えやすくなります。メモには個人情報や利用者さんを特定できる内容を残さず、職場のルールに従ってください。
2. 希望と最低条件を分ける
希望条件を全部満たす求人や職場がすぐ見つかるとは限りません。「できれば欲しい条件」と「これを下回ると続けられない条件」を分けておくと、比較するときに迷いにくくなります。勤務地、月給、夜勤回数、休日、残業、仕事内容、教育体制などを紙やメモに並べ、優先順位をつけてみましょう。
3. 公式情報と現場の確認を分ける
公式サイトや求人票は制度・募集条件を確認する材料、職場見学や面接は実際の雰囲気や運用を確認する機会です。どちらか一方だけで判断せず、同じ項目を両方で確認します。回答が曖昧な項目は、入職前に「誰に、いつ、どの書面で確認したか」を残しておくと安心です。
4. すぐに決めず、比較できる形にする
不安が強いと、目の前の提案や一つの口コミに引っ張られます。候補を二つ以上並べ、メリットだけでなく注意点も同じ表に書きます。比較の結果、今の職場を続ける判断になっても問題ありません。情報を集めて自分で決められる状態を作ることが、この記事のテーマを活かす一番の方法です。
今日から使える確認メモ
- 気になった出来事・条件を具体的な言葉にする
- 自分が譲れない条件を3つまでに絞る
- 公式情報と、現場で聞いた回答を分けて記録する
- 不明点は「いつまでに誰へ確認するか」を決める
- 一人で抱えず、信頼できる上司・同僚・相談窓口に相談する
よくある迷いへの答え
Q. すぐに転職・退職・応募を決めた方がいいですか?
危険や体調への影響がある場合は安全を優先して相談してください。それ以外は、必要な条件を整理し、求人票や雇用条件通知書を確認してから判断しても遅くありません。登録や相談と、応募・入職の決定は別の段階です。提案を断る場合も、自分の条件に合わない理由を短く伝えれば十分です。
Q. 口コミと自分の印象が違う場合はどうしますか?
口コミは参考材料の一つで、投稿時期や個人の経験によって内容が変わります。複数の情報源を見て、現在の公式条件、見学時の印象、担当者の説明が一致しているかを確認しましょう。判断できない点は、応募前に質問として残しておくのがおすすめです。
Q. この記事を読んだ後に何から始めればいいですか?
まずは自分の状況を3行で書き、次に確認したい条件を一つだけ決めてください。情報を集めるだけでも、希望が整理され、相談や比較がしやすくなります。介護業界の転職エージェントの仕組みも、次の確認項目を整理するための材料としてご利用ください。
まとめ:判断材料を増やして、自分のペースで決める
「「デイサービスって楽だよね!」これを読んでも言えますか?」のような悩みは、我慢するか、すぐに環境を変えるかの二択に見えがちです。しかし、事実を整理し、条件を比較し、必要な確認を重ねることで、選択肢は増やせます。施設や雇用条件によって異なる部分は、公式情報と職場への確認を優先してください。
関連するチェック項目を整理したい方は、介護業界の転職エージェントの仕組みもあわせてご覧ください。広告・紹介サービスを利用する場合も、条件を確認し、納得してから次の行動へ進むことをおすすめします。
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デイサービス選びの要点
夜勤がない場合でも、送迎、入浴、記録、行事準備が負担になることがあります。業務範囲と研修を応募前に確認しましょう。
- 送迎の担当範囲
- 繁忙時間帯の人員
- 独り立ちの基準
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