労働条件

【介護現場の勤怠管理】3割の介護施設で不正管理?

介護現場では、忙しさのあまり「残業することがもはや当たり前」という方も多くいらっしゃると思います。

そして残業をした場合に、必ずついてまわるのがサービス残業問題。

残業代を支給するも、支給しないも勤怠管理が成り立っていない限りは、算出さえできませんよね。

でも残念ながら、私自身そうした勤怠管理がまともに行えていない介護現場を何度かか見たことがあります。

そこで先日こんなTweetをしてみました。

 

すると、Twitter上でもやはりと言うべきか、勤怠管理について不満や不信感を持っている方がいることがうかがえました。

国が「働き方改革」と掲げる一方で、勤怠管理も一つろくにしようとしない介護現場が一定数存在することには、危機感といらだちしかないですね。

今回はこの勤怠やシフト管理、残業等といった側面でブログを更新したていきたいと思います。

残念な勤怠管理の例

そもそも勤怠管理がまともでできていないとは、どのような管理状況の事を指すのか?

みなさんからTwitter上でいただいたコメントも参考にしながら、例をまとめてみました。

Q残念な勤怠管理の例とは??

レベル1.手書きで勤怠管理

レベル2.強制的に出退勤時間を記載させられる

レベル3.出勤簿に押印するだけの管理

レベル4.管理者や上司が勝手に打刻

レベル5.勤怠管理という概念がない

レベル1.手書きで勤怠管理

このレベルは最低限許容できると言って良いかもしれません。

ただし管理する側、される側の双方にとって、その瞬間職場にいなくても調整できる(好きに書ける)という意味では、若干の不安が残りますね。

あくまで性善説の上に成り立つ方法と言えます。

 

レベル2.強制的に出退勤時間を記載させられる

例えば17時15分まで勤務して帰ろうとしたら「退勤17時で付けてね」と上司に言われる。

管理者から「退勤時間は全員17時と書くこと」というお達しが出る等。

この辺りから急にブラック臭が強くなりますね。逆にそのような発言ができる、上司や管理者のメンタル状況が不思議です。。。

 

レベル3.出勤簿に押印するだけの管理

意外に存在するのがこのパターンです。出退勤時間の欄には既にシフトの時間が記載済み。そしてそこに押印するだけという状況です。

もはや打刻どころか自分で書くことさえ許されない状況で、勤怠管理の概念は崩壊ですね。

もちろん適切ではないと思いますが、実際には一部の昔ながらの施設では、残業が無い前提で悪気なく導入されていたりもしますね。

 

レベル4.管理者や上司が勝手に打刻

本当に神経を疑いますが、こうした職場も一部では存在します。勤務帰りに打刻しようとしたら「私がしておいたから大丈夫」と笑顔で答える上司。

退勤時間を見ると「実際の退勤時間の1時間前に打刻が。。。」みたいな事も平気で起こりえます。中には部下の退勤打刻を上司がする事になっている職場も。

このレベルは弁解の余地なく、完全なる悪質行為ですね。

もちろん同時に勤務を終えた同僚や上司が「一緒に打刻しておくね」とは全く意味が違います。

 

レベル5.勤怠管理という概念がない

これはブラックというかなんというか、、、ぶっ飛んでますね。

初出勤して出勤打刻しようと思い「勤怠管理はどうすれば良いですか」の質問に、「大丈夫!うちはタイムカードないから」なんて言われた日には、、、私は辞めます(苦笑

もちろん全てが悪質なわけでなく、田舎の介護施設等だと当たり前に、悪意なくこうした職場があるというのが恐ろしいところですね。

残業が無い前提なのかも知れませんが、残業しても「奉仕の精神に基づきサービス残業だ」なんて発想だとすれば時代錯誤も甚だしいですね。

これらのようにレベル感の差こそあれど問題のある勤怠管理を行っている職場が、介護業界では3割程度は存在するのではと思っています。
あくまでも私の経験則からくる部分ですが。

みなし残業のトラップ

また勤怠管理の話をすると、みなし残業について勘違いをされる方がいらっしゃるので、その点についても少々触れておきます。

たまに「うちの職場はみなし残業なので、勤怠付けても付けなくても一緒なんです」という方がいますが、これは大きな間違いです。

通常みなし残業の場合、「〇〇時間分のみなし残業として〇〇円」と定義して、給与が支給されています。

すなわち〇〇時間を越えた分は当初みなしていない残業時間になりますので、別途残業手当の支給義務があるわけです。

その部分をあやふやにしている経営者の方やトラップに引っ掛かっている介護職の方もいますので十分注意してください。

言うまでもなく、大事なのは必ず正しい時間を打刻すること

勤怠管理については明らかに他の業界と比較して、遅れをとっていると言わざるを得ない介護業界。

大事なのは、おかしな事はおかしな事だと訴える事であって、「これは仕方なの無い事だ」と諦めてしまわないことです。

人は異常な職場環境であったとしても、毎日その空間にいるとそれが日常と化し、当たり前になってしまいます。

その結果「どうせ残業代も支給されないし、勤怠の時間もいい加減で良いや」等という発想に陥ってしまう事が一番最悪な例です。

もちろん正しく勤怠管理がされ目先の残業代が支払われる事が当たり前に必要ですが、未来の為にも勤怠管理は大事です。

例えば、もし将来的に「職場に労基署が入り、過去の残業代を精算するという事になった場合どうですか?」

正しく勤怠を付ける事さえ放棄してしまっていては、正しく精算さえしてもらえません。

縁起でも無いですが、万が一「過労で労災適用になるような場合どうですか?」

勤怠管理が不十分だと過重労働が正しく認められないかも知れません。

だからこそ万が一残業代が払われなかったとしても、おかしな環境に惑わされずに、最低限まずは正しく勤怠を付けると言うことは必須です。

それさえ諦めてしまうと、いざ戦わないと行けない時に自分の身さえ守れなくなってしまいます。

そして同時に、勤怠さえロクに付けさせてもらえない職場環境なのであれば、勤務継続するか否かについて、本当に真剣に考えてみるべきだと思います。

最後に

ここまで勤怠やサービス残業について書いてきましたが、みなさんの職場はどうでしょうか?

どうしても介護業界等のサービス業は、サービスの延長上で勤怠管理がいい加減な職場が多い傾向にあります。

それを当たり前にしないこと。そしてそれを良しとしない事が本当に大事です。

従業員側の「まぁいっか」が全ての根底にあります。

勤怠管理さえまともにしない経営者や上司は、従業員の仕事を評価するどころか、一緒に働く仲間としても認めてくれていないと言えます。

そんな職場に、未来があるとは到底思えません。

幸いさすがに介護業界も勤怠管理をまともに行い、残業手当も正しく支払うという職場が増えつつあります。

当たり前の話なのですが。。。

だからこそ、もし自分の職場がそうした管理さえまともにしてくれない職場なのであれば、声を大にして訴えかける、もしくは別の職場を探すという事は、当たり前に必須だと思います。

仕事の頑張り方を間違えると自分を追い込みます。

ただでさえ大変な介護という仕事だからこそ、職場の最低限の秩序が保たれている職場を選ぶことは必須だと思います。

 

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